風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

「小さな約束」Ver1.0

JGCでのプレイの結果、いろいろと問題点も見つかり、その後の改正案でもいろいろと考えるところがあって…
一時は、α2版として回そうかと思ったこのシナリオも、めでたくVer1.0として日の目を見る算段が付きました。


第一回目のプレイに参加してくださる皆様には、大変感謝しております。
現在、情報レート周辺の作りこみを行ってますので、当日を楽しみにお待ちください。


アクトトレーラー

幼きころに交わされた小さな約束。
時が経ち、少年は約束を守るために街へ帰ってきた。
再びNOVAの地を踏む少年が背負うものは「死神」
NOVAの地に不吉を呼び込む。
トーキョーN◎VA−Detonetion「小さな約束」
さいころの約束は、今も生きていますか?

ハンドアウト

以下に掲載するハンドアウトには、大体が大まかな導入方針しか書いていません。
スタイルによる導入の縛りはゆるくしてあります。好きなキャストを提示して下さい。

PC1:巻き込まれ枠…コネ:サトル(感情)※放っておけない
 ある日、街で倒れている少年をみつけた。
 ちょっとした気まぐれで助け、介抱した後に事情を聞いてみれば、大切な人に会うためにこの街にやってきたが、
 勝手がわからずに迷いこんだストリートで争いに巻き込まれ、無我夢中で逃げ出した結果、気が付いたらあそこで倒れていたらしい。
 いくつか不審な点はあるものの、この街が余所者に優しくないのは確かだ。
 キミは、少しだけお節介かもしれないが、彼に力を貸してあげようと思った。
 ※ミストレスやマネキンなど、人情的に動けるスタイルが好ましい。

PC2:巻き込まれ枠2…コネ:灰地 静(感情)※友人の娘、又は直接の友人
 キミは彼女の父親の友人で、彼女とも親しい。(又は、彼女自身の親しい友人)
 ある日、父親である灰地正吾から妙なお願いをされた。
 「最近、娘の様子がおかしい。何か悩み事があるようなので、力になってやって欲しい」というものだ。
 難しい年頃だ、悩み事の一つや二つはあるだろう。
 キミは快く引き受けることにした。
 ※クグツやエグゼク、フェイトなど、ある程度の社会的立場を持ちながら事件に関われるスタイルが望ましい。
  が、企業利益追求型はこのアクトには参加しづらい。このアクトの結果に企業の利益がないからだ。

PC3:マーダー・インク殺し屋枠…コネ:”緑の騎士”(理性)※養成所の同期
 キミはマーダー・インクに所属する殺し屋だ。
 ”緑の騎士”のコードネームで呼ばれる少年とは、養成所で共に地獄を見たこともあり、かなり親しい。
 その彼が、組織を抜けたいと告げた時、その決心の固さを知り、力になりたいと思ったキミは、脱出の後押しをした。
 そして今、キミの手元に組織から彼の捕獲命令(生死不問)が届いた。
 何とかして彼を助けたいとは思うが、これ以上組織に逆らえば自分の身が危険だろう。
 しかも、養成所の教官であったガヴェイン卿までN◎VA入りしているらしい。
 さて、どうしたものか?
 ※組織の命令と、自分の欲求?と板ばさみになることが予想されます。
  しかし、その解決策はアクトの中で示される部分があるので、安心してプレイしてOKです。
  また、”緑の騎士”は18歳の少年ですが、同じor近い年齢である必要はありません。15〜30ぐらいまでを想定しています。

PC4:藤咲系レッガー枠…コネ:藤咲 竜二(生命)※組織の親分
 マーダー・インクによる河渡連合幹部殺害も、キミの尽力により対応策が立ち始め、膠着(こうちゃく)状態となった。
 そんな中、マーダー・インクに怪しい動きがあることを掴んだ藤咲竜二から、相談を受けた。
 この状況をひっくり返すカギがそこにあるかもしれない
 藤咲からキミに、調査命令が下った。

PC5:BH機動捜査課枠…コネ:千早 冴子(外界)※仕事の上司
   トーキー枠…コネ:九条 政次(外界)※仕事の上司
 最近、N◎VA各地で学生を狙った爆破テロ事件が頻発している。
 キミは、その事件の調査(取材)を命じられた。
 ※どちらも目的は一緒なので、同じハンドアウトです。



また、PC2枠の別パターンとして、以下のハンドアウトを示す。
シナリオにおける立ち回りが一部複雑化する可能性があるため、あまりお奨めはしない。

PC2-2:カブト枠…コネ:灰地 静(外界)※今回の警護対象
 「最近、娘が危ないところに出入りしているようだ。
  学生を狙った物騒な事件も多発しているので、娘をガードして欲しい。」
 という依頼を受けた。
 企業のエグゼクと言う奴は、娘に対して大層過保護なもんだ。
 だが、仕事は仕事。しっかりとガードしよう。


レギュレーション

・防御系神業は最低で1つ必要。足りない場合はPCが死亡する可能性もある。
・最大達成値はA使用で26を推奨。情報収集の最大達成値は21。
・禁止する技能や装備、その組み合わせはない。ただし、ブランチは一人一つに限定する。
・いくつかの神業で隠蔽された情報があるが、必ずしも暴く必要は無い。
・主に使用する社会は、<ストリート><企業><メディア><北米>。
・社会技能以外に一般技能で情報収集する場合がある。<電脳><知覚>。
・物語の背景として大きな分岐に関わる情報項目は、キーワードとして渡されない場合がある。
・本シナリオは、いくつもの選択肢がプレイヤーに渡される。その結果、悲劇的な結末を迎える可能性は多分にある。
・もし、本シナリオの真実の部分に足を踏み入れる場合、防御系神業が追加で1つ必要になる。足りない場合、確実にPCが一人死ぬことになる。(RLはこれに関して妥協するつもりはない)



さーて、参加者がどんなキャストを提示して、どんな物語を紡いでくれるのか…凄く楽しみだ♪