「ブレイブ・ストーリー」読了

この夏、映画にもなったり、コミックバンチで連載されていたりする人気作品「ブレイブ・ストーリー」の原作をちまちまと読み進めていて、今日、読了しました。


このストーリー、前半から結構ドロドロしてて、「映画にして子供に見せるような作品じゃねぇなぁ〜」なんて思ってました。
ってか、文庫版では上・中・下巻に分かれてるんですが、その上巻のほとんどが、現世でのワタル（主人公）が旅立つまでの動機の部分という…その分、しっかりとキャラの心情を追っているので、読み応えはあるわけですが。
バンチで連載されてるヤツも「新約」と付いてるように、原作とは随分内容が異なります。
アレはアレで面白そうなので、今度漫画喫茶へ行って読もうかなぁ〜。


全体的には、主人公ワタルの心の葛藤と成長の話になってます。
それに、ファンタジーな異世界を冒険するってことで、沢山の出会いと心の成長、心情の変化を書き出してるって感じ。
出てくる登場キャラクター達は、どれも魅力的なキャラばかりです。
しかし、どーやって、これほど多くのキャラの名前を考えてるんだろうなぁ〜。不思議でならん。
さまざまな描写も細かいので、妄想力の高い俺には、情景がありありと浮かんできました。これだけ描写がしっかりしていれば、絵なんか要らないね。って感じ。描写の細かさは、勉強になるなぁ。
とても、良い話だったですよ？個人的には大好きです。ただ、話が長いので読むのに疲れる。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)