風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

「Ultmate Divine Works」プレイレポ

以前プレイしたチャクラ厨さんのシナリオを、シナリオ作った人を交えつつプレイするという試みです。
…っていうか、「前回やったときに素敵過ぎる壊れ方に惚れた」+「チャクラ厨さん自身がプレイしたいと言う希望を拾った」という理由で、自分RLでのプレイを希望し、それが叶ったわけであります。


ところで、このシナリオ、チャクラ厨さんのライティングが進まず、PPAがほぼ纏まった一週間前の時点で自分の手元にシナリオがないという事態を迎えてまして……実は、シナリオが全て手元に揃ったのが、前日のことだったりします(ぉぃ
…まぁ、最悪当日までに手元に来ればいいや〜、と思ってましたし。ダメなら別のシナリオ回そう*1と企んでたので問題は大きくないんですけどね。


で、当日。現地に30分前に到着して、キンコースでWordを使用しながらテキスト整形後、印刷という作業を始めました。
…が、このテキスト整形、意外と時間が掛かり、作業時間が45分!
見事、集合時間15分遅刻です。既に集まっていた3名に謝罪と事情説明をして…あれ?3名!!??…一人ばかりたりませんよ??どうやら、集合時間を30分後と勘違いをしていたようです。掲示板に、集合時間も場所も書いてあるから、しっかりみよーね??


さてはて、今日の池袋は人がたくさん。
なぜなら、グラスポッパーの交流会が開催されてるからなんですねー。他にも、単独で遊ばれてる見知った顔を何名か見かけましたが。ウチの卓も、交流会参加卓ってことで一つ混ぜてもらいましょうか?などと、実現不可能なことを考えつつ、チョコレート配りをしながら見知った顔に挨拶を。…髪、ばっさりと切ったのですが、誰も何も言ってくれませんでした。ちょっと寂しかったり。
開会式が始まる様子なので、部外者は退場しつつ、遅れてる一人を待っていると、やや、来ましたね。あれ?何故か変な方向に行ってますよ??何故でしょう、交流会の輪の方へ行ってますねー。いやいや、今回は初顔のメンバーばかりとはいえ、俺の顔は知ってるはずですからねー。何故そっちの方へ行くのか疑問です。
放置して観察してましたが、何故か不思議がる様子もなく、順応しようとさえする様子も見える。…開会式をされてる人たちには迷惑な話ですが、ちょっとツッコミを入れてあげなければなりますまい。
ってことで、軽くお詫びの言葉を入れつつ、ツッコミ→強制連行という手段をとらせていただきました。
交流会参加メンバーの方々には、大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りて、改めてお詫びさせていただきます。


まぁ、その後は順調に進み、なんとか無事プレイを開始するところまでできました。
ちょっと通路から見えた他の部屋でも、なにやら卓の上に紙を広げている光景が見えました。一体、あの建物の中に、何卓成立していたのか…考えるとちょっと怖いですね。流石、聖地・池袋


他所は他所、ウチはウチです。
ということで、豪華参加メンバーの紹介。今回、プレイヤー参加者の内、半数がシナリオ既知という、素敵な仕様です♪

PC1:”CDアーツ”サミュエル=李(PL:チャクラ厨 さん) 年齢:? 性別:男性
スタイル:チャクラ=チャクラ=チャクラ◎●

『侠家屠竜拳』の掌門にして放浪者。鋭い眼光に、自然だが好きのない立ち振る舞いをする。
生粋のウェット主義者で、サイバーウェアに頼らず人の肉体の限界に挑戦をしている。


2chN◎VAスレでは有名なサミュエル=李さんの御登場です。消費経験点が700点越えてたり、外界が3あったりする、まさに脅威のキャラクター。
そして、オープニングからかっ飛ばされたチャクラロールは…。

PC2::“傀儡師”梅・曼玉(ムイ・マンユッ)(PL:WYVERN さん) 年齢:22歳 性別:女性
スタイル:バサラ、カブト=カブト◎●

ホンコンHEAVEN出身。姉と妹との三人で探偵業を営んでいたが、とある事情から三姉妹ともN◎VAに移住してきた。
普段は無口でボーッとしているが神経は繊細で三姉妹の中では気配り屋である。狭くて暗いところが好きらしい。


名前、読めなかったです。アクト中も何度も間違えて呼んでました。ごめんなさい(平謝り)
紙使いというアイデアは面白いですねー。無限の可能性を感じさせられます。今回は、その一端が…。

PC3:“ミラージュ”(PL:HounD さん) 年齢:? 性別:?
スタイル:クグツ◎、カゲ●、ヒル

名前、年齢はおろか性別すら不明であるが、名前はしっかりと存在し、一部のものしか面識がない。
完全ウェットながら、自分の姿形を変えることができるのだ。だが、この人物には実態がない。姿形を自由に変えることができる能力と引き換えに、それ以外の全てを捨ててしまっているから。


シーンごとに、シーン中でもコロコロと変わるそのお姿。
今回は、たくさんの変化をしていただきました。…宇宙の意思になるのだけはどうかと。

PC4:“双幻影(デュアル・ミラージュ)”カーマイン(PL:無我夢中 さん) 年齢:? 性別:男性
スタイル:ミストレス◎、ニューロ:ガーディアン●、ハイランダー

グリーンエリアの一角にあるバー『クラウン』のオーナーにして、裏の世界を飛び回る二人で一人の情報屋。
二人一組の情報収集能力は、どんな情報でもあっという間に集め尽くす。だが、彼等が二人で一人であることを知るものは、決して多くない。たとえ、なじみのフィクサーでも、だ。


二人一組のコンビは凄かった。今回、ほとんどの情報を一人ですっぱ抜き、1順が終わる頃には調べる情報がほぼなくなるという有様。
…のおかげで、忘れ去られていた情報もあったりして…ごめんなさい。これはRLの手違いです。(謝罪)

RLは俺。よって説明の必要も無し。
今回、シナリオを即席チューンするに当たって、各人の動機となる部分に力を注いでみました。
おかげでオープニングからクライマックスっぽくなったり、いろんなことが説明ついたり。
回し方とかそーいう部分にはあえて手を入れてなかったのは秘密です。後で指摘されたシーン順に関する問題も、当初から予測済みだったんですねー、実は(←悪い人)
シナリオは、やはり熱いシナリオとなりました。熱いチャクラ演出。渋いカブト演出。Coolなクグツ演出。キレたハイランダー演出*2。ヒロインロールも、敵ゲストの演出も、上手く行ったのではないかと思います。
心残りなのは…ヒロイン演出で色々と策を弄してみたものの、思いのほか喝采や悶絶が無かったことか…。
次のヒロインは、頑張るぞーっ!!


ってなわけで、白熱したアクトダイジェストです。
あー、そういえば、クライマックスは敵ゲスト1枚もプロット使ってないなぁ〜。
ネタバレ注意なのは相変わらず。

・突然の来訪者「ブラッディー・メアリを一つ」。注文と共に男が差し出したのは、北米の機密情報「超人計画」。
・突如掛けられる懐かしい声。立ち塞がる千早牙門。繰り広げられる激しい戦闘*3。だが、2年の修練は、その男との差を圧倒的に広げていた。
・《タイムリー》による千早牙門の再生。「キミに興味があってね、試させてもらった」拍手と共に突然現れたスーツ姿の男性。一方的に用件と再開を告げて去っていく。
・襲撃される千早俊之記念美術館。警備員になって、嬉々としてやられていく一同。…あれ、何故かシナリオ表記どおりだぞ?
・神像の一つに扮して警備していたのは現場の警備責任者。「只者ではない感じがする」でも、再開しても気付かないだろうな、こいつ。姿違うし。*4
・《暴露》千早俊之記念美術館襲撃事件の公表。直後、早川課長からのコール。「聖骸布が盗まれました」ガチャーンと言う破壊音。電話口で何があったのか…。
・”復讐の魔弾”との待ち合わせ。そこは、レッドの廃ビルの中。約束の時間に遅れて、突然現れた彼は、大きなトランクを押し付けると、銃弾の中を去っていった。
・軽功で検問突破…って、普通に偽造IDを購入して通る気はないのだろうか?
・「友達になんて言い方だよ」「友達は営業時間中に店の裏で食事をしない」正論です。
・トランクから出てきたのは少女。しかも、なんか偉そう。
・「あら〜、可愛い娘連れてるじゃない〜。妹さん?」って突然声がかかる。今度はオバチャンになってるらしい。
・ウェンズディマーケットに集う面々。そして、各人の宿星を告げる少女「豪星・守星・変星・双星か、面白い。」ひとまず情報交換して解散。
・再開のダ・ヴィンチ。突如として現れる超古代機動要塞「トロイの木馬」。《突破》により一瞬にして壊滅状態になるウェンズディマーケット。
・少女を追って現れた二人組み。柳生十兵衛ヘレン・ケラー。少女を狙う一条の光線《とどめの一撃》。だが、重ねられた紙の盾は、光線を遮る《難攻不落》。
・ウェット×2のアタッカー。<ボルターガイスト>を使うヘレン・ケラー、役立たず。
・十兵衛、渾身の一撃は、サミュエルの急所を的確に捉える。だが、チャクラの生命力は、断ち切れない《黄泉還り》
・十兵衛・ヘレン、あっさりと倒される。本当に、もう、あっさりと。一撃で。
・「トロイの木馬」の主砲による一撃。だが、オーバーロードにより不発。《電脳神》
・「そのような装甲、紙に等しい!」が、その一撃は外部装甲を破壊しただけにすぎなかった。超古代機動要塞「トロイの木馬」がその真の姿を現す。……立っただけ。
・自慢の超古代機動要塞を壊されて情けない姿のシュリーマン。捕まえるつもりが、捕まえられちゃいました♪
・いつの間にやら、消えていた十兵衛の死体。十兵衛は何処へ…?
・セーフハウスに潜んで傷を癒すクーゲル。そこに現れたのは柳生十兵衛。交錯する二人の影。立っていたのは、十兵衛だった。
・満たされた血の匂い、残された拳銃。その弾倉には先の赤い弾丸。そして、折れた剣先。
・意を決し、全てを語る少女。その肩は恐怖に震え、声は涙ぐんでいる。
・記憶ブロックに封印されたデータ。《天罰》により全てのデータを回収し展開する。
・奇門遁行陣をアレンジしたヘレン・ケラーの《完全偽装》。だが、一人は無理でも《電脳神》二人なら、隠された秘術も暴くことができる!
・敵地へ乗り込む一行。立ち塞がるマンプラスエージェント達をなぎ倒し、最下層へたどり着く。そこは、古の大聖堂。本来、神像がおかれているべき場所に立つ一人の男、レオナルド・ダ・ヴィンチ。聖骸布を纏い、神を超えんとす。
ダ・ヴィンチの傍らに立つ二人の男。”柳生神陰流”柳生十兵衛、”復讐の魔弾”クーゲル。
・思い出せ、そして取り戻せ、自分の心を。《突然変異:ファイト!》《天罰》で、赤い銃弾が洗脳から解放つ。
・《天罰》により、究極の身体を手に入れたダ・ヴィンチ。ミミール計画、羅漢計画等を研究し尽くした成果の「神の肉体*5」。さらに、神の力《天変地異》により壁を吹き飛ばし…現れたのは、カプセルに詰め込まれた幾多の人、「超人計画」の犠牲者。
・神の衣を剥ぎ取れ!《ファイト!》《突然変異:天罰:腹心》さらに、《天変地異》により「神の肉体」を壊されて…
・相手より早く、先の先を取る十兵衛。繰り出される2本の刀。その全てを防いだと思ったとき、紙の盾と紙の人形の間をすり抜け、繰り出される一撃《死の舞踏》。だが、最後に携える盾により、それは届かなかった。《難攻不落》。
・その姿を十兵衛に変え、繰り出す一撃*6。その神速の一撃は、十兵衛を切り倒す《不可知》。
・精神を蝕む《神の言葉》。《黄泉還り》だが、鍛え抜かれた鋼の心は、それに耐える。その時、懐かしい兄弟子の言葉が聞こえた、気がした。
・鋼鉄をも貫く拳が、ダ・ヴィンチの身体を貫く。最後の力を振り絞って放たれる、「ダ・ヴィンチビーム《天罰》*7」光の中に「最強の男」と言われた男は消えた。
・無事、事件を解決し、聖骸布を取り戻す。《完全偽装》盗難事実もしっかりと偽装して…代わりに展示されてたのは、早川課長がボロボロにしてしまったドレス…。
・全てが終わった後、依頼の情報を受け取りに来るクーゲル。「その前に、ブラッディー・メアリをくれ」
・本にサインをねだるが、明かされる衝撃の真実「孔明が女性になってた理由」。うなだれるが、別れを惜しむ。涙の分かれ。手渡した紙の折り鶴は、少女の心に希望を与えたか?
・追う男たちに逃げる少女。少女の悲鳴。英雄は死なない。《黄泉還り》戦い続ける。己の信念の下に。

※サミュエルのOPとEDは、何故かそれだけで1アクトできそうな感じだったことを、ここに記す。

*1:「恐怖・宇宙から来た人喰いアメーバー」を回すと公言はしてました。…実際は「小さな約束」を回すつもりでしたが。

*2:ニューロ枠なんだよね?確か、彼。

*3:チャクラSSSの千早牙門と、ガチカット進行

*4:再開系のイベント台詞、全部消去

*5:俗称:タケミカヅチ

*6:侍魂版vsY+M版

*7:ビジュアル:初代ゲッタービーム これがやりたかった。最初から。