風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

戦場に散る華、そして咲く華

シナリオの神様が降臨しているようで、出るわ、出るわ、シナリオのネタ。
朝の登校時間使ってアイデア練って、休み時間にノートにメモしてる自分が居ます。
ってことで、今日の分。今回は、戦場モノです。

アクトトレーラー

 アフリカ大陸に存在する小国、I国。
 氷土に包まれることなく、多少の貴金属を輸出するだけの国。
 だが、この国は永い戦乱の状態にあった。


 独裁政権の維持を目論む政府軍。
 国の民主主義化を唱える反政府軍


 今、反政府軍の1人の将校の裏切りにより、補給線を分断され、
 孤立してしまった一つの村があった。


 トーキョーN◎VA The Detonation 「戦場に散る華、そして咲く華」


 戦場に咲く数多の華は、大輪を咲かすのか?それとも、散るだけなのか…

ハンドアウト

 本シナリオは、PC3〜5人に対応している。
 不足する場合、PC番号の大きい方から削除すること。

PC1:補給部隊の隊員
推奨スタイル:カゼ
シナリオコネクション:”冷血””鉄仮面”シュタイン・フランツメイヤー中佐(外界)※上官
PCコネクション:PC2

 戦場における華は、いつだってウォーカー部隊だった。
 若い兵士の中には、そのことに不満を唱える奴も多い。だが、キミは違う。
 弾丸の豪雨を、地雷の荒波を潜り抜け、戦場であれば何処へでも物資を届ける。
 とても重要で、誇りのある仕事だ。
 ある日、キミに渡された命令書。それは、孤立してしまった村の救出作戦だった。
 日陰に咲く華にも、光は当たる。思わず身震いが走った。

PC2:村の守備隊、最後の一人
推奨スタイル:アラシ
シナリオコネクション:”戦略の芸術家”ヨハン・アライメント准佐(感情)※裏切りの将校
PCコネクション:PC3

 第十二方面指揮官補佐の裏切りにより、キミの所属していた部隊は壊滅寸前だった。
 指揮官の最後の言葉に従い、力なき人々の盾となるため、孤立してしまった村を護る残存兵力も、
 度重なる戦闘に1機、また1機と散っていき、今は最後の一人であるキミを残すのみとなってしまった。
 戦場に咲く華の命は短い。
 キミが自らの最後を覚悟しながら、愛機の整備を行っていた時、救いの手は差し伸べられた。

PC3:救出部隊の指揮官
推奨スタイル:ミストレスorカブト
シナリオコネクション:T.C.C(感情)※部下
PCコネクション:PC4

 キミは将校の裏切りにより孤立してしまった村の救出部隊の指揮官を任せられた。
 この任務のために選抜されたメンバーは、皆優秀だった。
 特に、T.C.Cと呼ばれる4人の傭兵部隊の働きには、目を見張るものがある。
 決して容易な任務ではない。だが、このメンバーならかなり高い確率で作戦を遂行できるだろう。
 戦場の片隅に咲く、小さく弱い花を手折らさせるわけにはいかない。
 速やかに、そして正確に、作戦を遂行せねばならない。

PC4:救出部隊の電脳手
推奨スタイル:ニューロ
シナリオコネクション:PC3(理性)※信頼できる部隊の指揮官
PCコネクション:PC5(居なければPC1)

 ニューロエイジの戦争で生死を分ける重要な要素、それがキミの得意とする電脳戦だ。
 第十三方面部隊の中でも指折りの電脳手であるキミは、孤立した村の救出という難易度の高い任務に従事していた。
 どうやら、部隊の壊滅により、残存部隊には電脳手も残っていないらしく、現地の状況は全く解らない。
 電脳世界に咲く華は、ただ美しいだけではない。
 信頼できる上官であるPC3と救出部隊の運命は、自分が握っているのだから。

PC5:救出部隊の戦闘要員
推奨スタイル:アラシ2
シナリオコネクション:T.C.C(外界)※部隊の同僚?
PCコネクション:PC1

 ウォーカー部隊は、いつだって戦場の華だ。
 だが、それは幾多の人々のサポートがあってのことだと、キミは理解している。
 今回の任務は、孤立した村の救出作戦。
 今回の華は、自分達にはない。だが、小さな華を護るために、最大限のサポートをしよう。
 それぞれが、それぞれの役割をこなす。それが戦場で一番大切なことだ。
 …あの傭兵部隊は、そのことを理解してるのだろうか?心に不安がよぎる。


レギュレーション

・最大達成値はA使用で25を推奨する。情報収集の最大は21。
・情報収集で主に使用する社会技能は<軍事><ストリート><ウェブ>
・1つの防御系神業を必要とする。足りない場合は、PCが死亡する可能性もある。
・禁止する技能や装備、その組み合わせはない。ただし、ブランチは一人一つに限定する。

ゲスト解説

 ・”冷血””鉄仮面”シュタイン・フランツメイヤー中佐(エグゼク◎):第十三方面司令官。何よりも作戦の効率を優先するタイプ。孤立した村を「反政府軍が見捨てた」と広報戦略に使われることを恐れ、部隊の派遣を決めた。
 ・”不死身の”クロウザ少佐(カリスマ◎):第十二方面司令官。第十二方面司令官補佐の裏切りにより、命を落とす。義理や人情に厚く、部下からの信頼も厚かった。常に前線で戦ってきた、叩き上げタイプ。
 ・”戦略の芸術家”ヨハン・アライメント准佐(カブキ◎):第十二方面司令官補佐。戦略をゲームとしか考えない男。シュミレーションの成績は優秀だが…。自分が優秀な人間だと信じており、指揮官補佐という立場に不満を持っている。
 ・T.C.C(アラシ◎):「Trem・Court・Cards」4人のメンバーが、”ナイト””ペイジ””クィーン””キング”のコードを持つ。歴戦の傭兵部隊。

個人的に好きなスタイル、アラシ、ニューロ、カゼが入ってるシナリオと考えたら、こんなことになりました。
キャラクター名とかは、もう少し練りたいから、伏せておきます。


<改訂履歴>
※12月14日 ゲストの名前を決定。