風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

『遺された少女/歪な想い』セッションレポ

この日の西口公園はいつもと違った。
公園でイベントが行われてるのは「良くある事」。
だが、そのイベントが…「古本市」!!
「懐と時間に余裕があれば、気の済むまで散策して、目に付いた面白そうな本を買い漁りたい」という衝動を抑え、セッションに臨むことになったわけです。


そして、今回のメンバーはこちら。

PC1:“蒼玉の盾”御崎 凍夜(PL:sigane さん) 年齢:32歳 性別:男性
スタイル:カブト=カブト◎、バサラ●

刃引きをした蒼玉の剣を持つカブト。ヒゲの似合うナイス・ガイ。
結構遊び好きらしく、過去にはイロイロとあったらしい。


蒼玉の剣は、「緑の盾」の相当品。なるほど、上手いですねぇ。
当人曰く「何故この役を女性の私がやるのか。男性がやった方が面白いのでは?」と仰ってましたが、結構面白かったですよ?

PC2:“デッドライン”クロエ(PL:星から来た者 さん) 年齢:不明(20代後半) 性別:男性?
スタイル:フェイト◎、カタナ●、チャクラ

全身人体彫刻とサイバーアップの結果、アンドロギュノスの様相を呈している変態さん。
但し、仕事はきっちりこなすので、クライアントからの評判は悪くない。


今回のセクハラ担当。でも、周りに「ちっちゃい女の子」「イイオヤジ」「ホネ」しか居なかったら、当然その矛先は…
危うく、餌食になる所でした。っていうか、何度かなりかけた。…PL的にはなっても良かったかも(マテ
導入は、アルドラから依頼を受けての探し物でした。

PC3:“二つ十字”守砂 瞬也(PL:俺) 年齢:16歳 性別:男性
スタイル:バサラ◎、カブト●、カタナ

聖母殿に所属する武装聖人。幼い頃より、戦士として教育されてきた。
しかし、争いを好まぬ性格のため、攻撃の手段よりも防御として、銀・黒2対のロザリオを振るう。


「無駄な命をとらない」為に、いろいろと悩んで、葛藤させていただきました。存分に。
…最後が。ちょっと強引な形になってしまったのがいささか不満ではありますが…あのエンディングになったからには…変わるんだろうな、このキャラの状況(遠い目

PC4:“ノーライフキング”エギン(PL:夜光 さん) 年齢:不明(一万年以上?) 性別:男性
スタイル:アヤカシ◎●、バサラ=バサラ

明るく能天気なホネ。人類ホモ・サピエンス誕生以前に発生した比較的大型の人類ホモ・ギガンティスのホネ。
特に所属しているコミュニティは無いらしく、気侭に旅をしているらしい。


今回のシナリオのムードメーカー。カラカラと音を鳴らす笑い方が印象的。
好物はタバコらしい、が、ふかすと顔全体から煙が吹き出す。72億五千万の眷属がいるらしい(笑

RL:Karma さん
古の時代。まだ、N◎VAがRと呼ばれ、初めての”グランドクロス”が起こった頃。
自分が彼と出会ったのは、その時代にまで遡ります。
時代は、爆破の時代。新たなる”グランドクロス”は既に過去のこととなり、古の歴史が掘り起こされる時代になって、初めて彼のシナリオで遊ぶ機会をいただきました。
一心不乱と呼ばれる人々の祖…というか、一言で言うと「凄い人」。



この編成、《天変地異》4発、防御系神業5発って…明らかに神業バランスが悪い…上に、アタッカー不在の状況。
アクトの趣旨としては、突然「娘」と名乗る少女が訪ねてきてアタフタするPC1と、それを取り囲むPC達と事件の話…なんでしょうが。
今回のPC1さん、比較的早く状況に順応しちゃったらしいです。曰く「ま、しゃーねーか」だとか。
変わりにアタフタしてたのが、自分のPC。…青い葛藤に苦しんでました。…あれ??
そして、NPCの語尾「〜なの」はsiganeさんのヒットになったらしい。


それでは、恒例のアクトダイジェストです。
以後、ネタバレ注意のため、気をつけてお進み下さいませ。

・朝、至福の時間。その名は「朝寝坊」。だが、それを突き破るように突如来訪した少女。「”パパ”、会いたかったですの!(ドス)」「さて、心当たりは…誰だろう?」
・深夜の襲撃、心臓を貫き止めを刺す退魔士。「骨じゃなきゃ死んでいたぞ」あっさりと返り討ちにしてしまう巨人のガイコツ。
・「フェニックスの尾を探しなさい」夜の女王はお茶を入れながら告げる。…何故か別のゲームのキャ(以下自主規制)
・永き戦いを経て、強大な敵エルツェベトを追い詰める。《天変地異》突如発生した竜巻により滅ぼされるエルツェベト。止めを刺さなかったことを責める、マルティネス司教の登場。
・「エルは”パパ”に会いに来たの!」首にかけたロケットに収まっていたのは、かつての恋人と自分の写真。
・「”パパ”と一緒に暮しなさいと言われたですの」そう告げる少女。いろいろと良くない想像が脳内を掛け巡る”パパ”。
・「暫く見ない間に趣味が…」寝起きの男と着飾った少女が居る部屋を見た、フェイトの感想。凄まじく誤解だけど、その通りだと思う。
・空港に降り立つ聖戦士。いきなりセクシーな女性に捕まえられ、引きづられて退場。羨ましい?そんなわけはない!(PCの叫び)
・インペリアルパークで、埋まっていたしゃれこうべに問いかけるガイコツ男。ホネホネロール炸裂!身長は自在にタバコの煙は身体中から抜けるゼ!!
・その姿を見て、何故かアイデンティティを揺さぶられる聖戦士。…落ち着け、お前は舞台裏。
・深夜、布団に潜り込んでくる気配。「お腹空いたですの〜」腕を齧られる。…お食事??
・お腹を空かせた子供をあやすべく、スキヤキ料理屋で食事。何故かしゃれこうべとセクシーな御姉さんも合流。小宴会モードへ。
・帰り道。絶滅騎士団の襲撃を受ける一行。指揮を執るのは見知った顔。…宴会に参加できなかった報復ジャナイヨ??(by中の人)
・<逆周り>から発動する怒涛のトループ攻撃。《天変地異》地面が割れ、割れ目から現れたサイバーガイコツ集団(!)登場。一行の逃走を手伝う。
・宴会二次会の会場を求めて、サロンドルファンへ。後を追ってきた聖戦士も一緒にサロンへ。…って良いのか??
・《真実》「少しだけ忘れていたことを思い出してくれるかい?」誘導尋問他、様々な経験により培った技術で忘れてしまった記憶を掘り起こす。
・思い出された過去の人格。それは、かつての恋人。思い出と共に語られる、恋人同士の思い出。だが、そんな時間を打ち砕くようにサロンが強襲される《制裁》。
・襲撃の絶滅騎士団。不死の秘術を求める一人の司教により指揮されるその部隊は、強固。それは、絶対の忠誠心と絶対の信仰心の象徴。「全ては教皇の御身の為に!」
・《天変地異》の猛連打その1。「気付いておらぬか?その術者既に死んでおるぞ。」いつの間にやら死の眷属へ変質している術士部隊。
・《天変地異》の猛連打その2。戦士達の間をすり抜けるように飛び、武器を破壊するロザリオ。その影が…否、黒のロザリオが戦士達を気絶させる。
・《天変地異》の猛連打その3。碧い牢獄に閉じ込められる術士達。「暫く大人しくしておいてくれや」。その牢獄、脱出不能
・《黄泉還り》胸を貫いたかと思われた十字型手裏剣。だが、そこには手裏剣が刺さったコートだけが残されていた。
・《死の舞踏》煌く蒼い斬激の隙を潜り抜け、吸血鬼殺しの鞭が絡みつき、締め上げようとする。だが、鞭に絡みつく銀のロザリオがそれを阻止した《難攻不落》。
・ロザリオを振りほどき、再び繰り出される鞭の一撃。《難攻不落》だが、蒼玉の一閃は軌道を見切り、鞭を落とす。
・《死の舞踏》「貴方は聖母の教えを侮辱した。その罪は死を持って償って尚足りぬ!」黒のロザリオが胸に突き刺さり、それはより赤黒く染められる。
・司教殺しと離反の罪を背負った聖戦士。クリスティーネ枢機卿に全てを伝え、助力を請うが…
・数日後、N◎VA絶滅騎士団の新しい団長に任命された一人の聖戦士。首には2つのロザリオ。胸には、教会に捧げる忠誠。
・新たなる災厄に頭を抱える”パパ”。その災いの名は…「食費」!娘の食費を稼ぐために、苦悩の日々はまだ終わらない。
・再建されたサロン。「出て行くのが大変ならココに居たら?」イイエガオのアルドラさん。だが、丁重に断りを入れる。「そういえば、ちょっと話があるんだけど…」それはまた別のお話。
・アフリカ、北極圏。枢機卿達が集う会議の中、一体のガイコツが割って入る。「先日のN◎VAでの騒動の承認を連れてきてあげたよ。」溢れ出す死霊の群れ。騒ぎの中、当人は悠々と消え去る《霧散》。