風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

「時の螺旋」プレイレポ

いきなり寝坊の大遅刻から始まった今日のセッション。
全ての方に申し訳ないと思いながら会場へ。
丁度入ったところは、STさんの美声によるオンステージが終了した所でした。…グッドタイミングww


さて、そんないきなり迷惑を掛けてしまった人々は以下の方々。

PC1:タカ(PL:ST さん) 年齢: 性別:男性
スタイル:レッガー◎、カブトワリ=カブトワリ●

王道的な藤咲系の任侠。儀に厚く、情に脆いを地で行く。


今回は、失踪した馴染みの女性客*1を探すため、串焼きやの屋台を引く傍ら、情報収集に走り回る役回り。
まさにPC1!…なんて展開は別に無く。RLのエシャさんやみつるさんとは付き合いも長いらしく、息の合ったコンビネーションと、的確な情報判断で全体を引っ張ってくれました。

PC2:”言霊の盾”十六夜(PL:凪汐海梨 さん) 年齢:16歳 性別:男性
スタイル:カブト◎、マヤカシ:プロフェット●、マネキン

言霊を使う為、普段は言葉を発しないカブト。外見年齢は12歳ぐらい。
常に笑顔で他人に接しており、その様子はまるで仔犬の如く…。可愛い奴です。


海梨さんのキャラの代名詞ともなっている十六夜君です。初挑戦のシナリオタイプで勝手が掴めず、随分と苦心していた様子でした。
その中でも、<霊覚>を使用した情報収集は、見事に事件の真相を暴いていったのは、流石の一言でした。

PC3:”ショウルーム・ダミー”綾小路キリエ (PL:みつる さん) 年齢:24歳 性別:女性
スタイル:フェイト:アームチェア◎、カリスマ●、マネキン

独自ブランドのゴスロリ系の服のファッションデザイナー。仕事の傍ら、趣味で探偵業も営む。

パトロンがまー君でゾッコンだとか、高校生が大ッ嫌いだとか、イロイロあるらしい。


普段外向けに使っている解りやすい親しみのあるキャラとは違い、しっかりと自分の目標を見定めて、一直線に向かうキャラでの参戦。
でもしっかりと他人をサポートし、纏める辺り…実際に棘を随分と落としてのプレイであったようです。

PC4:”人魚姫”小野寺 里美(PL:俺) 年齢:14歳 性別:女性
スタイル:ハイランダー◎●、バサラ、マヤカシ

普段は、新星帝都大学付属中学校に通う女子校生。
裏では、相棒のAI「カイルくん」を連れてフリーランスの情報屋をしている。Web上でのアイコンは人魚姫。


ニューロマニュバーで動くサムシング。アクト中でも「えーと、ニューロ…じゃなかったね」という発言が何度もww
そして、「カイルくん」の外見を「Office製品のヘルプのアレ」と説明した所、「○○のヒントを表示しますか」というネタがww

RL:エシャ さん
リアルマネキンだとか、夢追い人だとか、ヒモだとかいろいろ言われちゃってる人。
ベテランッぷりを発揮し、複雑なアクトの構成をしっかりと管理し、回してくださいました。
いやぁ、歯ごたえのある固いアクトをありがとう御座いました。



今回は、以前作成して身内で回したシナリオを「別のメンバーで回したらどうなるか」をコンセプトに実行されたようです。*2
今回の為に、完全書き下ろし…というか、メモはゲストのスタイルだけっていう素敵シナリオでした。
シナリオギミックも一見単純ながら、良く練りこまれていて、メンバーの中にはオーバーヒートする人も居たり。
実プレイ時間を省みて「あれ?まだこれしか…」と思えるぐらい濃密なアクトを過ごす事ができました。
動物もたくさん出てきて。手品するネコだとか、カラスや、銀のAIイルカ等々…RL大満足だったそうですw
そして、今回のシナリオのキーワードは「がそ」。いやぁ〜、素晴らしい複線キーワードだった♪
んで、最後に忘れちゃいけない、重要なPCの存在…それは、「俺のノートPC」でした!…ごめん。オチはない。


さて、オチが無かったのを隠すように、今回のアクトダイジェストへ。
ネタバレ注意なので、今後遊ぶ機会のありそうな方は*3読まないで下さいね?


・呼び出されてSSSの霊安室へ向かう。そこで出会ったのは懐かしい顔。事故死と告げられたことに、疑問を感じる。
・ムカつく日の夜。ムカつく相手の顔を見て、さらに気分はDouwn。翌日、サポートAIに連れられて覗いたビジョンには、昨日アイツと一緒に居た女。…アイツを追い詰めるチャンス!?とウキウキ♪
・イシュタル海へ呼ばれ、顔見知りのクロマクから渡された何も写っていないホロ。正体不明の相手を追え、という依頼。
・やって来ない馴染みの客。気にしてたところに、下っぱから告げられた馴染み客の失踪の情報。最後に聞いた仕事の愚痴がふと過ぎる。
・失踪した女性を訪ねて、彼女が住んでいた部屋を訪ねるが、生活観の無い部屋に手がかりは無し。
・レッガーの事はレッガーに聞く。情報を集めるために、顔見知りのレッガーの所へ。オモチャになるイルカ形AI。
・トモダチの部屋を訪ねる。少年が見た過去の情報は…。何かを口走り、驚愕の表情を浮かべて、ベランダへと後ずさるトモダチの姿だった。
・ヤクザに連れられて、やってきた質素な部屋。唯一の家具であるトロンへ侵入。最後の城壁に阻まれ、王は砦の中へ下がってしまう。
フィクサーとの会話。思ったより集まっていない情報に頭を抱えるフィクサー。ふと、最新の目撃情報を思い出した。
・怪しい奴の事務所に乗り込み、力技で情報を引き出す。
・《天変地異》撃とうとした銃を破壊して、身を護る。
・《とどめの一撃》つかつかと詰め寄り、眉間に銃口を突きつける。
・来客が多い事務所。今度は礼儀正しそうな女性。一度死んだ男は、生命力を使い果たしてヘトヘト…。老化してるw
・焼き鳥屋台に全員集合。喋る猫が来て、コップとコインを使った入れ替えテクニックを披露する。
・《天罰》逃げた王を追いかけ、追い詰める。出てきた情報は…人そのものの入れ替えを行うという、日本軍の恐ろしい実験の全容。
・《不可蝕》触れてはいけない日本軍の情報。それを閉じる。追撃の手が迫らないように。
・眠れる森の美女。それは、魂を抜かれ、ただ生かされているのみのヒトガタ。
・明かされた入れ替えのトリック。死んでしまった心と身体の秘密。
・《守護神》展開された攻性プログラムを黙らせる障壁を作成する。
・《とどめの一撃》紡ぎ出される言葉の暴力を銃弾で無理矢理止めようとする。だが、「止まれ!」と少年の発した言霊は、銃弾を止める。《難攻不落》
・《タイムリー》銃弾を弾き、放った銃を暴発させ破壊する。《プリーズ!》《難攻不落》
・《タイムリー》電脳世界から呼び出した情報の本流を雷に変えて放つ。《守護神》言葉を扱う少年は、情報の本流を読んで半歩退きかわす。
・《神の御言葉》「30プラチナム!」謎の叫びに、心が壊れる。
・《神出鬼没》退避プログラムを起動し、逃走を試みる。が、《プリーズ!》《天罰》退避プログラムを強制終了し、逃亡を阻止する。
・人が存在するためには、何が必要なのか?外見か?社会的存在の認知か?終わらぬ問答を繰り返しながら、宿主を取り替えて生きながらえた悲しきカゲムシャの人生と葛藤。
・余りにも勝手な言い分に、思わず石を投げようとする少年。その後ろから、サブマシンガンのフルーオート掃射が飛ぶ。
・事件の始まりの現場。ちょっとからかってやろうかぐらいの気持ちが、思わぬ事件に発展し、アイツは死んだ。心に少しだけ重いものを残し、日常へと戻る。手向ける花のアクセサリー。
・約束の報酬を受け取り、事件の報告をする。「逃げようとした奴が隠してしまった心を、探し出してくれないかしら?」報酬を放棄してフィクサーに頼む。この事件を共に潜り抜けた友人の笑顔が胸の中に咲いた。
・共同霊園に弔われた友人を訪ねて呟く「護れなくてごめんね。来世では幸せに」、唯一生き残ることが出来た犠牲者に、これ以上つらい思いはさせぬと誓う…。「ありがとう」凄く懐かしい声が聞こえた気がした。
・いつもの様に、屋台で串を焼きシノギを削る。客の一人が言う。「仕事がね、大変なのよ」…煙が染みて、空を仰ぐ。今日も、星が綺麗だった。


*1:友達以上、恋人未満

*2:一度使ったシナリオは、他のメンバーでは回さない主義らしいです、ちょっと日記に書かれてた意味を誤解釈してた模様。ごめんなさい。

*3:居るのか??