『鋼鉄の20,000マイル』プレイレポ
Ｎ◎ＶＡの同人シナリオ集「ZZZ」に掲載されているシナリオ、「鋼鉄の20,000マイル」を遊んできました。
自分が大好きなタイプのハンドアウトだったので、WYVERNさんがRLをしてくれるという申し出を素直に受けまして、がっつりPLとして遊ばせて頂きました。
今回集まったメンバーは、以下の５名。
PC1：“ヘッドハンター”ヴァネッサ・ドゥ・ヴィルヴァン(PL：きたみちもどる さん) 年齢：24歳 性別：女性
スタイル：アラシ◎●、バサラ、カブトワリ
特殊な能力を使用して操縦する機体のテストパイロットとして実験部隊に所属していたが、謎の部隊により実験部隊は壊滅。
その後、仲間の仇をとる為に傭兵として世界中を放浪している。
今回受けた仕事は、とあるヘッドハンティングチームの護衛。だが、そこで彼女は思わぬ人物と再開する事になる。
かつては仲間として共に戦場に立った事もある相手を、彼女は打ち貫けるのだろうか？
PC2：“ナイトメア・イーター”久場 浩和(PL：俺) 年齢：29歳 性別：男性
スタイル：カリスマ、クグツ◎、マヤカシ：ハーフブラッド●
後方処理課三班に所属するクグツ。普段は、苦情処理課の主任「謝りの久場」として活動している。
元々ＳＴ☆Ｒ支社の所属だったが、千早雅之の本社社長就任に伴って本社に引き抜かれた。その実の所属は、十三班だという噂もあるが…。
ヘッドハンティングの為に、一般社員の出張として南米入り、ターゲットに接触し脱出を試みるが…。
全体的に脱出してＮ◎ＶＡへ戻る為に全体を引っ張る、チームのリーダー的存在。
PC3：“ＦＦＦ”フェルナン・Ｆ・ファーディナント (PL：助清 さん) 年齢：35歳 性別：男性
スタイル：カブキ◎、カブト、カゼ：ハイウェイマジシャン●
２枚目半な物言いが目立つ、フリーランスの運び屋。本名は、「フェルナンド・ファンタスティック・ファーディナント」口癖は「ファンタスティック！」
スリルと危険を好み、それ故に無謀な運転が多いが、腕は確かで、その運転技術により相手を惑わす。
ちょろい仕事だと思って受けた仕事が、実際はとんでもない大仕事に早変わり。
しかしながら、トリッキーな運転技術とインストールされた数々のコスメティックによるショータイムの始まりだった。
PC4：“テクノウィッチ”千早 香住 (PL：松吉 さん) 年齢：13歳 性別：女性
スタイル：バサラ、マヤカシ、ニューロ◎●
とある事件を経て、千早雅之の養女となった少女。
ウェブを肌で感じ取り、トロンを媒介する事無くプログラムを操る能力を持つ。
養父である千早雅之から受けた任務は、かつて両親が死に、自身が雅之の養女となるきっかけになった事件と同じ、企業からのヘッドハンティング。
ターゲットに自分の父母を重ね、必ず任務を遂行すると少女は誓った。
RL：WYVERN さん
好き放題しかやらないキャスト達を時にはたしなめ、時には放置し、無事アクトを成功に導いた方。
各所にある特殊なルールを旨くキャストに説明し、運用する技術は素晴らしく、良い勉強になりました。
今回は、本当にありがとうございました。
シナリオの感想を一言で言うのなら、しっかりと練りこまれた素晴らしいシナリオだったかと。
やるべき事がわかりやすいので、好き放題やっても結構ブレが少ない。
様々な状況をテンポ良く乗り越えていくので、巨大なボリュームながら、実際の時間はそれほど長くない。
シナリオ構成としても、様々な事を勉強させてくれたシナリオでした。
とても面白いシナリオなので、機会があればRLしてみたい…っていうか、何回かのキャンペーンに分割して遊んでみるのも面白いんじゃないかな？って思います。
また、今回同卓したPL、RLともに素晴らしく、密かに始終はしゃぎまわってました。
魅力的なゲストも多く、何人かの敵対ゲストは凄くPLに受けが良く、かなり意外な？結果を得ることとなった人も居た様です。
ちょっとだけネタバレなセッション中の印象深いシーンはこちらで。
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・学校の授業中、使用している端末に現れた千早雅之のメッセージ。…ただ、良く見回してみると周りの端末全てに雅之のメッセージが！混乱する教室。《Ｍ＆Ａ》で収める雅之。
・「Dr.、お迎えに上がりました。」そういって現れたクグツの男。「さぁ、Ｎ◎ＶＡまでの快適な旅をエスコートしますよ、レディ」紳士だった（笑）
・プレアクトので購入したポンコツオー30体。脱出用の亜軌道シャトルの前に並べて「千早の最新鋭・精鋭ウォーカー部隊が護衛しています、大丈夫」と威張る運転手。
・しかし、現れた敵機を前に「ポンコツオー全てを破棄します。」哀れ全滅の精鋭部隊。…って、ゲストは登場しただけなのに！！
・現れたかつての友。だが今は敵同士として合間見える。「嬉しいねぇ。アタシの愛（弾丸）を受け取ってよ。」だが空しくかわされる。
・ウェブを自在に操り、PC達を追い詰めようとするゲスト。繰り出された社会戦ダメージに必死に抵抗する一同。何故か全員そろって悲鳴を上げる。
・「えい、やぁ」と素手で回線を切ったり繋げたり、自在にプログラムを操る少女。どこからどう見ても「テクノマンサー」です。素晴らしい！
・立ちふさがる巨大なウォーカー。「ねぇ、アレ壊していい？」残酷で無情な少女の一言に、あっけなく崩れる敵ゲスト。
・下手に弄した小細工の代償で返された銃弾*1。本を翳し結界を貼り防ごうと試みるものの*2、勢いを止めきれない。「馬鹿な！結界で防ぎきれない？ならば！」と弾丸の位相を少しだけずらし、なんとか凌ぎ切る《守護神》。
・告げられる非情な結末《神の御言葉》に、回線を遮断して回避を試みるゲスト《電脳神》。だが、直前の回避行動の時に上げられていた七色の煙は、強制的にウェブを繋ぎ止める特殊粒子だった！《チャイ！》
・最後の決着をつけんと、合間見える二機のウォーカー。派手に支援が飛びまくった結果、見事にオーバーキル！！…あれ？こいつ助けて説得するつもりぢゃなかったっけ？？（マテ
・エンディング。スタッフロールの後。セトロードに生身で放り出された筈のアイツが、ヒルコの腹を掻っ捌いて復活！！「カブトじゃなくてチャクラだろ！！（一同爆笑）」
…見直してみると、みんなかなりヒドイなぁ〜（褒め言葉）
またよろしくお願いします。
