風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

「摩天楼の疾風(かぜ)」プレイレポ

無我夢中さんのN◎VA初シナリオ、「摩天楼の疾風」のファーストプレイに参加してきました。
夏ごろから構想は立っていたシナリオ。ようやく実現って奴ですね。構想当初からラブコール送ってました。


さて、当日の池袋もある意味凄い取り合わせ。
/N◎VAのメンバーによるBoAのキャンペーン、女性メンバー5名集ってのN◎VAセッションetc…
先週ぐらすろ交流会には劣るものの、池袋はやはり賑やかでした。


さて、それでは今回のメンバー紹介

PC1:“明けの明星(モーニング・スター)”狩谷 観音(みね)(PL:フクモリ さん) 年齢:25歳 性別:女性
スタイル:アラシ、タタラ:テッキー◎●、カゼ

元々はバイクに乗って走り屋や傭兵をしていたが、走るよりはメカをいじる方が好きで、タタラ街に工房を構えメカニックとなった。今でも頼まれれば運び屋や荒事も引き受ける。
刈谷ミロクとは実の姉弟だが、理由あって違う字を名乗っている。


ミロクがとっても面白いキャラになってしまったのは、きっと「姉貴には弱かろう」という共通認識のなせる業だろう。
カゼというよりも、タタラ的な動きになってしまったのは、やはり修理屋という生き方のためだろうか?

PC2:風間 陣(PL:俺) 年齢:25歳 性別:男性
スタイル:カゼ●、カタナ、ニューロ:パペットマスター

フリーの運び屋。運ぶものは、データから違法物品まで何でも。
浄化派に対して、凄く強い憎しみを抱いている。ので、浄化派と聞くと目の色変えてすっとんでく。文字通り。


ニューロとして投入されたにもかかわらず、気がつけばカゼとして動いていた感じ。
自然な流れで役割が分かれたのよね。

PC3:”猛犬”楠木=芭規(PL:おーばーきる さん) 年齢: 性別:男性
スタイル:イヌ◎●、チャクラ、カブト

腕っ節を見込まれてやとわれた格闘マニア。
かつて地下で行われた闇トーナメントで、ある男と出会ったことからブラックハウンドに誘われて今に至る。


まさに名ハウンド。ハウンドって、他にも個性的な隊員が多いから、上手く演出に組み込むと、こんなに魅せられるのねと、再認識。
カッコ良かったです。

PC4::“NO/Know Dead”広崎 一志(PL:RIKI-O さん) 年齢: 性別:男性
スタイル:ヒルコ:モンスター、クグツ◎●、カブトワリ

千早の新人クグツ。初任務で死亡するも生への執着によって生き返った男。死なない死ねない死にたくないクグツ。
イメージ的には、3×3の初期の藤井八雲。


企業のために、命を賭して戦うクグツ。今回は、敵にいたクグツとのやりとりがカッコ良かったです。
残念ながら、今回は死ねなかったですねぇ。

GM:無我夢中 さん
N◎VAは2度目のRLにして、初オリジナルシナリオ。
…と思ったら、今日参加したベテランプレイヤーの中には、初GMはオリジナルシナリオだったりする人が沢山。
上の言葉が輝いて見えるようになったのは、TRPGのサポート体制がしっかりとしてきたことの表れなんでしょうねぇ。



しかしまぁ、なんとも防御系神業が多い組み合わせだなぁ〜。
シナリオの完成度としては、かなり高いレベルにあったと思います。
魅力的なゲスト、効果的な演出。さすが、小説書きは違うなぁと実感。
自身持っていいよ?次のシナリオもあるそうなので、楽しみだなぁ〜。


そんなわけで、今回のシナリオダイジェスト。
例によって例のごとく、今回もネタバレ注意ですよ。

・知り合いのニューロとの会話。自由に生きる男と、縛られる女。
・狂った帳簿。事件の兆しを見つけた早川美沙の調査命令。調査費用は美沙の寂しい懐から、シルバーが2枚こぼれた。
・病院送りになったレイ。代表として鉢植えを持たされて見舞いへ送られる。事件のあらましを聞いてしまったのが運のツキ。見舞いにあった3シルバーを持たされて、事件担当へ任じられる。
・届けられた1Gと謎のメッセージ。「閃光はいずれ消える」
・ハウンドが踏み込んだのは、1件のタタラ街にある修理工場。次々に人が集まってきて…落ち込むミロク。
・腕前を見せ付けるニューロ。だが、金にはガメツイ。しっかりと費用を要求する。
・警察に出会って情報を売る男。ひどい奴だ。
・集団で囲まれ、壁へ追い込まれる。《脱出》で囲いから飛び出す。
・唐突に現れ、謎の言葉を残して去る男。もちろん、去り際に爆発は忘れずに。
・伝説のカゼに会いに行く。彼も今は喫茶店のマスター。
・換金状態のパパ救出作戦。相手ルール的なの弱点を突く、見事な監禁方法だった。
・モチベーション確認シーン。イヌとクグツ、お互いの利害を確認する。「若い二人に任せようか?」登場しないカゼ二人。
・《突然変異:真実》「お前の陰謀を明かせ!」ピエロのごとく、篁綾の手のひらで踊る人形は、その野望の全てをひけらかす。
・《黄泉還り》その強烈な一撃も、鍛えられた肉体を砕くことはできなかった。
・襲うレーザー光。その時、狙撃班からの弾丸が地面をえぐり、土煙を上げる《難攻不落》。土煙に遮られて、服を焦がしただけのレーザー。
・強烈な一撃を受け、死に際の目からビーム《とどめの一撃》。だが、既にそこには姿は無い《脱出》。
・《死の一撃》突っ込んでくるバイクをかわして、首筋に手刀を食らわせ、気絶させる。
・気絶をトリガーに発動する脳内爆弾。だが、バックアップシステムを起動する《電脳神》。
・首謀者三名は死亡。《制裁》そう、死亡したのです。残ったのは、関係のない人たちですよ。
・新型バイクの盗難事件なんてなかった《完全偽装》。だが、篁綾に渡ってしまったデータまでは、取り返せない。
・届けられた請求書。早川美沙、《怒りの一撃》。*1
・修理の終わったバイクにまたがり、再び走り出すミロク。自分の不在で荒れたチームは、自分が正す。見守る姉。
・走りで互いを語る3人のカゼ。そのシルエットは、遠く、速く、道を駆け抜ける。疾風のごとく。

*1:そんな神業は無い。