ダブルクロス3ed Editon 『モノクロームの日常』トレーラー&ハンドアウト
アクトトレーラー
退屈な繰り返し、変わらない日常。
だがそれは雷鳴と爆音により奪われ、非日常が顔を出す。
失って気付く日常の尊さ。
失ったから気付く日常を犯す驚異。
日常を捨てて得た力は、誰かの日常を守れるのだろうか?
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
ハンドアウト
各PCは以下のPC1~PC4のハンドアウトから1つを選択する。
PC2については、オプションを選択することもできる。
その際に、クイックスタートがない為、コンストラクションでキャラクターを作成する。
PC1:平凡な社会人
ロイス:江藤君絵(えとう・きみえ) 推奨感情 P:連帯感 / N:隔意
PC間ロイス:PC2
クックスタート:世界の狩り手 カヴァー/ワークス:ビジネスマン/指定なし
退屈な繰り返し、変わらない日常。
生きながら死んで、死にながら生きている、そんな日常。
キミを慕う後輩、江藤君江。
彼女はそんな毎日のちょっとした色だった。
そんな日常は、轟音と共に崩れた。
焼け付く空気の匂い。耳に入る怒号と悲鳴。
キミはそんな中で意識を手放し、覚醒した。
PC2:UGNチルドレン
ロイス:”ボルテージ” 推奨感情 P:憎悪 / N:殺意
PC間ロイス:PC3
クイックスタート:紅蓮の刃 カヴァー/ワークス:UGNチルドレン/UGNチルドレン
退屈な繰り返し、変わらない日常。
生きる為には殺して、屍の上に生きている、そんな日常。
眼の前にいる敵(ジャーム)、”ボルテージ”。
奴がキミの仲間を殺し、キミの命に手を掛けた。
そんな日常は、復讐心とともに焼き捨てた。
今再び、”ボルテージ”に迫る機会を得た。
キミはある特務部隊への転属を願い出ていた。
PC2(OP):UGNエージェント
ロイス:”ボルテージ” 推奨感情 P:執着 / N:殺意
PC間ロイス:PC3
クイックスタート:なし カヴァー/ワークス:UGNエージェント/指定なし
退屈な繰り返し、変わらない日常。
生きる為には殺して、屍の上に生きている、そんな日常。
眼の前にいる敵(ジャーム)、”ボルテージ”。
奴がキミの仲間を殺し、キミの命に手を掛けた。
そんな日常は、復讐心とともに焼き捨てた。
今再び、”ボルテージ”に迫る機会を得た。
キミはある特務部隊への転属を願い出ていた。
PC3:特務部隊隊長
ロイス:PC1 推奨感情 P:有意 / N:不安
PC間ロイス:PC4
クイックスタート:至高を見るもの カヴァー/ワークス:UGN支部長/指定なし
広域指定ジャーム”ボルテージ”に対抗する為、新たに立ち上げられた特務部隊、その指揮官がキミだ。
着任早々、ある都市で”ボルテージ”の活動の予兆を掴むことができた。
UGN日本支部から配属された精鋭50人からなる部隊を、キミは完璧に配置した。
一般人の避難の手筈もしっかりされ、”ボルテージ”は確実に落ちるだろう。
噂に聞こえた広域指定ジャームといえども、キミ相手では容易い相手だった。
そして、轟音と共にキミの部隊は全滅した。
PC4:フリーエージェント
ロイス:”リヴァイアサン”霧谷雄吾 推奨感情 P:友情 / N:嫉妬
PC間ロイス:PC1
クイックスタート:虚空の輝き カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
キミは、友人でありUGN日本支部支部長である霧谷雄吾から特別な依頼を受けている。
その1つが解決し、次の依頼までの傍ら、ある都市へ赴いた。
そこで目にした事件で新たなオーヴァードが生まれた。
どうやら、新しい仕事が増えたようだ。
新しいオーヴァードを、正しく導くという仕事が。
コンストラクション
参照するルールブックについて
基本的に、ダブルクロス3edEdtion「ルーブル1(R1)」に記載されているルールとデータと使用する。
クイックスタートと、そのエファクトの一部のみ「ルールブック2(R2)」のデータを使用する。
また、ハンドアウトに記載されているNPC「”リヴァイアサン”霧谷雄吾」については、上級ルールブックに記載があるが、参照できなくても問題ない。
PC間コネクションについて
セッション開始前に、ハンドアウト記載のPC間コネクションを取得する
ワークスについて
クイックスタート時にも、ワークスをハンドアウト推奨のものに変更することを推奨する
シナリオキャラクター
本シナリオに関わるNPCの簡単な情報は以下の通り。
江藤君絵(えとう・きみえ)
(PC1と相談)歳、女性
PC1の後輩として共に仕事をしている女性です。
オーヴァードとして覚醒したPC1が失った日常の象徴であり、本シナリオには深く関わりません。
その為、自由に描写して構いません。
年齢については、PC1と相談で決定します。推奨は24歳(新社会人)です。
その際に、先輩であったり恋人であったり、関係性の変更も可能であれば対応します。
”ボルテージ”
「ヒャッハァ!アガってきた、アガってきたぁっ!!」
40歳、男性
広域指定ジャームとして、多くの破壊活動を行ったオーヴァードです。
行動が組織だっていることから、背後にFH等の組織の関与を疑われっています。
今までは各都市の支部で対応を行っていましたが、支部間を跨いで柔軟に対応できるよう、特務部隊が結成されました。
特徴として、周囲に高電圧を発生させる爆弾を好んで使用することと、
交戦時に段々とテンションが上っていくことが確認されています。
”リヴァイアサン”霧谷雄吾(きりたに・ゆうご)
34歳、男性(上級P88)
UGN日本支部支部長というとても偉い人であり、PC4の友人でもあります。
今回、PC4へ幾つかの依頼を出しています。
その以来の内一つが、「覚醒したばかりのオーヴァードの保護と指導」です。
それ以外の依頼と、霧谷雄吾本人はシナリオには深く関係しません。
各PCハンドアウト補足
各PCのハンドアウトの補足、背景情報です。
PC1
社会人として、職業に従事し、日々の糧を得ている一般人です。ただし、どこか日常に飽きています。
オープニングフェイズで事故に巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒します。
その為、導入時は非オーヴァードですが、シナリオ中にエフェクト等の使用制限はありません。
クイックスタート使用時のワークスは「記者」ですが、特に報道関係の仕事を意識する必要はありません。
日々の仕事内容については、自由に描写して構いません。
世界を股にかけ、バリバリ仕事をこなす一方で、繰り返される日常に飽きている、という描写も良いでしょう。
PC2
本シナリオでの敵となる、”ボルテージ”に対して復讐を誓った枠です。
PC1とは対象的に、オーヴァードとして育ち、訓練され、任務をこなす日常を過ごしていました。
優秀であるが故に、”ボルテージ”に負けるまでは、そんな日常への飽きを感じていた様子です。
ハンドアウトでは、数年前(1~2年程度を想定)に”ボルテージ”に負けています。
その際に失ったものについては特にシナリオの指定はありません。
自由に描写して構いません。
オープニングフェイズ後にPC3の部隊に配属予定ですが、周囲の合意が得られるのであれば、事件発生時に既に配属済みでも構いません。
PC3
支部長を務める実力のある、UGNのエリートです。
今回、広域指定ジャームである”ボルテージ”討伐の任務を受け、その為の特務部隊の指揮官となりました。
その為、UGN支部長ですが、受け持つ支部は持っていません。
そして、残念なことにアナタの部下である精鋭部隊はオープニングフェイズで全滅します。
なんとか部隊を立て直し、”ボルテージ”を討伐しましょう。
なお、地域を担当する支部もこの作戦に協力し大きなダメージを受けています。
その為、人員の余裕がなく、本件には支援以上で関わることができません。
PC4
UGN日本支部支部長である霧谷雄吾から、幾つかの依頼を受けていますが、基本的にはフリーランスです。
今回受けている以来の一つに「新しく覚醒したオーヴァードの保護と指導」が含まれている為、PC1を保護・指導していく立場になります。