風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

 第二回「人魚姫の唄は哀しく…」個別ハンドアウト

第二回のセッション参加者向けのオリジナルハンドアウトです。

PC1:佐倉 誠
シナリオコネ:アリエル(感情)
※興味
シナリオPCコネクション:ユスティナお姉さまが見ている
 テスト勉強の最中、急な空腹を覚えたキミは、近くのヤオロズまで夜食を買いにでかけた。
 ちょっとだけの散歩…そのつもりで出た先で、突然滝のような雨に見舞われたのは、全く持って不幸としか言えない。
 ずぶ濡れになったキミを偶然通りかかった男性が見つけ、誘われるままにキミは、レトロな感じの漂うバー「ラグーン・フォレスト」に入った。
 タオルを借り、ホットミルクで身体を温めたキミは、助けてくれたマスターに不思議な話を聞き、促されるままに女性に声をかけた。
 …そこまでははっきりと覚えている。
 だが、その後がどうにも思い出せない。
 どうやって自分の部屋に帰った?何故、昨日の女性が自分の部屋の台所に立っている??

PC2:ユスティナお姉さまが見ている
シナリオコネ:”死霊使い”F・F(理性)
※仇敵
シナリオPCコネクション:“死の秒読み”メイフェア
 キミ達姉妹が珍しく揃って緊急の呼び出しを受けた。相手は聖母殿の異端審問局局長。
 不死の秘法を求め、聖母殿しょり「秘術書」の一篇を持ち出し、幾多の外道的実験を行った男、F・F。
 正に異端であるこの男、過去に幾度も放たれた狩人達の追撃をかわし、その数だけ聖母殿に煮え湯を飲せ続けてきた相手だ。
 今回、N◎VAの地で目撃されたという情報を入手した局長は、キミ達姉妹の手腕を見込み彼の追撃を命じた。
 聖母殿に牙を剥くのみならず、死者を辱める所業の数々。
 決して許されることではない、ユスティナ御姉様だって、そう言う筈だ。

PC3:“死の秒読み”メイフェア
シナリオコネ:ローラ(外界)
※仕事の依頼人
シナリオPCコネクション:“誠実な記録者”月城 ヒトミ
 その依頼人は、最初から奇妙だった。
 雨の日に訪ねて来たのに、髪や肩はおろか足元にも濡れた様子はなく、家出したという妹の写真も、今では珍しいレトロな平面写真だった。
 「余計な詮索はしない」と言う条件と共に提示された報酬は、とても高額。
 そして、それ以上に魅力的な「謎」の臭い…。だが、甘美な誘惑に戸が立てられてしまっている。
 しかし、問題ない。そう、「必要な情報」だったら、集めれば良いのだから。
 「解けない謎は、この世には無い」なぜなら、「謎」の数式は、人間が作ったものなのだから…。

PC4:“誠実な記録者”月城 ヒトミ
シナリオコネ:”肩乗りヒポグリフ”アオメちゃん(感情)
※友人
シナリオPCコネクション:佐倉 誠
 キミには奇妙な友人が居る。ちょっとした縁で知り合った、摩訶不思議な友人だ。
 自分を人外の存在だと名乗るソレは、人間の暮らしにとても興味を持っているらしく、時折キミを呼び出しては、最新のニュースや学校の噂話など、他愛の無い話を催促する。
 どんなつまらない事柄でも、真剣そのもの、そして楽しそうに聴く彼の態度に、キミは好意を抱いていた。
 ある日、いつもの様に呼び出しを受け、いつもの様に現れた彼は、いつもと違う問いを投げてきた。
 「街で見かけたこの娘がどうも気に掛かる。少し調べて欲しい。」
 どうやら、今回の彼は、キミの調査物語を所望しているようだった。