風尾瞬の雑記帳

ほぼ、記録を置いてあるだけの場所

「Ultimate Divine Works」プレイレポ

マイミクのRIKI-Oさんからの依頼で、チャクラ☆厨さん作成の「Ultimate Divine Works」を回してきました。
「秋の2本立てスペシャル」の1本目です。
当日の池袋は、ららら交流会の翌日、さらに雨ということもあってか、かなり静か。
普段、TRPG人達が集まる11:00〜11:30の時間帯に居たのが、自分達のほかに1卓だけ。


そんなわけで、めずらしく6階に場所をとり、9時間という長丁場セッションの開幕です。

PC1:“万能科学”アルフレッド・テイラー(PL:RIKI-O さん) 31歳 男性
スタイル:カブキ●、タタラ◎、マヤカシ

『科学技術による異能力の凌駕』を研究テーマにしている帝都大学の助教授。学究の徒にして異端児。奇怪な事件が起こる度にデータ収集と実地検証と称して首を突っ込む迷惑な隣人。
高度にイッてしまった科学は最早魔術と区別が付かないのだ。紙一重な人物ではあるが『科学は人類の幸福の為に存在する』という真っ当な信念の持ち主である。


今回のセッションは、このキャラのために立てられたといっても過言ではない!
今回用のパワーアップとして、平行世界から最大3人のテイラー教授を呼び寄せ、4人で集中講義をするようになった。その破壊力…恐るべし。
あと、教授キャラ、オイシイヨ。教授、イイ!!

PC2:”言霊の盾”十六夜(PL:凪汐海梨 さん) 16歳 男性
スタイル:カブト◎、マヤカシ:プロフェット●、マネキン

KRK所属のカブト。現在はナイトワーデンに出向中。
普段は、全く口を利かず、表情と仕草のみでコミュニケーションをとる。
強い言霊の力を持つ彼の口にした言葉は必ず現実になってしまうため、自らそれを戒めているのである。


基本的に喋らないという、難易度の高いロールを見事に演出してました。
喋らないだけでも、感情を表現する方法はたくさんあるってのは、高校演劇部時代に実感していたことですが…TRPGでそれ、するか!?

PC3:”止まった風パーラ・フリーザ”凪崎 静子(PL:或日之鴉 さん) 34歳 女性
スタイル:アラシ●、ミストレス:コマンダー、カゼ◎

アルカナム帰りの元ウォーカー部隊長で、現在はバイクショップ「TwinTwinkle」オーナー。
感情をどこかに置き忘れたような、虚ろな瞳をした女性。実際に、感情をマシンに取り残してしまっている。


チーム唯一の大人の女性。感情がないせいか、落ち着いた雰囲気でしたねー。
ヴィークルに乗った瞬間や、言動の端々に見える感情の欠片がとても印象的でした。

PC4:“ムーンストーン”石月 魔希(PL:フクモリ さん) 20歳 女性
スタイル:タタラ、ミストレス:クィーン●、ニューロ◎
テラウェアに暗殺された両親の復讐の為に、私設ハッカーチーム『Birthstones』を作り上げた大学生。
童顔と小柄な体格から15歳くらいにしか見られないことを非常に気にしている。


テイラー教授と教授・学生コンビで活動する場面なんかもあったり。
一番の見せ所は、やっぱり「ドリーム・ボート」が出てきた辺りか?

素敵なメンバーが集った今回のアクト。
メンバー召集後に、ちょっとしたアクシデントに見舞われつつも、なんとかクリアして無事開催となりました。


150点の底上げ用経験点の大盤振る舞いも相まってか、テンション上がりまくりの一同。
結局「バカアクト」と素晴らしい褒め言葉を頂ける内容となりました。
時間管理は、大体予想通りに進行できたのでよかったかな?
課題だったプレアクトの運びも、注意して何回かやってるうちに慣れてきたのか、今回は合格点をつけられるような内容だったと思います。
毎回、これぐらいできるように精進しよう。


さて、恒例のシナリオダイジェストです。
激しくネタバレ注意なのでございます。

・イシュタル海でミルクをちびちび。バーボンを煽る相手とかなり対象的な構図。
・「万能の天才」と「万能科学」。夢の対談。
・大陸横断鉄道での襲撃。千早も聖母殿もミ・ナ・ゴ・ロ・シ♪に。生存者はゼロの発表。おまけ、《暴露》。
・Bar「ドリーム・ボート」転がり込んで来るクーゲル。彼の置いて行った謎トランクを抱えて満面の笑顔。
・トランクの中から現れた少女。和む二人。このとき、彼女の首筋に張った絆創膏が、後に大きな複線になるとは…このときはRLしか知らなかった。
・今日の講義は「アストラルの乱れの影響」。しっかりと講義に出席し、MIDについて答えさせられる石月。RLが「教授っていいなぁ〜」って思った瞬間。
・『彼の地にて待つ。十兵衛』《タイムリー》で送られてきたN◎VA行きのチケットに書かれていた言葉。RLの親切設計。
・仕事の依頼は、ミルクとクッキーと一緒に出てくる。
・奪った代物をデッサンしながら、余裕のレオナルド。
・「闇に眠りなさい、孔明!」《とどめの一撃》。「当たらないよ」放つ力ある一言は、レーザーを湾曲する。《難攻不落》
・「レーザーラム、全開!!」《突破》。光の角が木馬の心臓を貫き、大爆発。嘆くシュリーマン、最後の喚き。
・「大丈夫、すぐに笑顔を取り戻せる」《プリーズ!》→《タイムリー》封印された記憶の解放。「ドリーム・ボートで待ってるね」少女は、そう言って別れた。
・神の身体を手に入れていい気になるゲスト。更に洗脳されたゲストも放置で…。どうやら、カウンター方のメンバーは、敵の数が多い方が良いらしい(笑)
・「神を超えたる者の言葉を聞け!」《天罰》。「うるさいよ、黙れ。」《守護神》。
・「神を超えたる芸術を…」襲い掛かる、巨大なホロ《神の言葉》。「うるさいよ。神への冒涜だ。」《ファイト!》→《守護神》
・4人のテイラー教授によるサラウンド集中攻撃。だが、それに耐えるレオナルド。《天罰》。
・《天罰(チャイ)》を《チャイ》。ションボリするRL。
・「やれ、クーゲル!」《とどめの一撃》。「パリンと割れない科学のバリアだ!」《守護神》。「どこが科学だー!!」お約束のツッコミを入れる一同。
・「やれやれ、4人での集中講義では足りなかったようですね」《タイムリー》平行世界から呼び出された101人のテイラー博士。全員での集中講義「アカシックの全て」。その天才性ゆえ、その全ての内容を理解してしまったレオナルドは、アカシックへと取り込まれ、その一部となってしまった。*1
・最後に遣り残した仕事。思い出したように《タイムリー》。洗脳を解かれた魔弾。
・任務完了。そして、闇に生き、闇に死したエージェント達への追悼。
・仕事を終えて報告。《電脳神》MIDの計画全てを公表する。そして、その計画を闇へ…イシュタル海よりも、さらに深い闇へと葬り去る。《ファイト!》→《不可蝕》
・「ドリーム・ボート」で少女と再会する。そこには、取り戻された笑顔。そして、語られる少女の真実。
・《タイムリー》少女の日常を取り戻し、そして自分らしさを取り戻す旅へと送り出す。

そして、今回のMVP*2MHP*3は、RIKI-Oさんのアルフレッド・テイラー教授でした。
ダブル受賞、おめでとうございます。

*1:酷い妄言だ!!…が、半分RLが言ったこと…(マテ

*2:もーすと・ばりあぶる・ぷれいやー

*3:もっとも、はしたない、ぷれいやー